おやつレク〜機能訓練も兼ねたずんだ白玉作り〜
おやつレク〜機能訓練も兼ねたずんだ白玉作り〜
みなさん、こんにちは。
東海地方も無事に梅雨が明け、
暑い日が続いています🥵
先日、7月のお盆を迎えました。
福島県出身の職員渡邊さんより、
「ずんだ餅って食べたりしますか?」
という話が出ました。
渡邊さん曰く、
夏のお盆の時期には、
まめずり(ずんだあん)のおはぎを作って、
お盆で集まった親戚の方々と
食べていたそうなんです。
静岡では、ずんだ餅を食べる習慣がなく、
利用者様も食べたことがなかったり、
名前は聞いたことのあるものの、
どういうものなのか知らない方もいらっしゃいました。
ということで、
簡単に出来る白玉粉を使い、
ずんだ白玉を作ることになりました!
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ずんだ餅とは、すりつぶした枝豆を餡に
用いる餅菓子で、南東北、特に宮城県を
中心にした地域の郷土料理です。
福島県福島市では「まめずり」と呼ばれています。
(インターネット記事参照)
白玉団子を作るチームとずんだ餡を作るチームに分かれて作っていきます。
<白玉チーム>
まずはじめに、
白玉粉・お豆腐・お水を調整しながら
耳たぶぐらいの柔らかさになるまで
こねていきます。
少しの水分の違いでゆるくなってしまい、
形が作れなくなってしまうので、細心の注意が必要なのです。
やわらかさが決まったら、今度は丸めていきます。
皆さんお月見の時に作る、
へそ餅をイメージしながから
形を整えてくださいました。
そしたら最後の大仕事。茹でる作業です。
お鍋の中に白玉を入れていき、
浮かんできたものは火が通った合図なので、
一つ一つ丁寧にすくっていきます。
氷水で冷やして餡ができるのを待ちます。
<ずんだ餡チーム>
まず初めは、
茹でた枝豆をさやから取り出す作業です。
取り残しのないよう、一つ一つ丁寧に実を出していきます。
この作業は、指先の機能訓練になります。
さやから実を取り出したら、
今度は枝豆の薄皮を取っていきます。
「あれ、外に飛び出しちゃったよー」
「きれいな色してるねー」
「これはなんて豆なのかねー」
独り言が多い作業です。
この薄皮が残っていると食べた時の舌触りが悪かったり、
潰す際に残ってしまうそうです。
細かな作業も夢中になってやるうちに、
指先は滑らかに、動いているのです。
「この手袋やりにくいねー」
はいはい、次はぴったり手袋をご用意させていただきます。
全て綺麗に取れたら
今度はすり鉢で枝豆を潰していきます。
豆の食感が残りしかもつぶれている状態を目安に潰していきます。
楽しすぎて、すり鉢を抱えて離さない。
「順番よー」の声にも無反応。
ここは優しく「次の人にも手伝ってもらいましょうね」
「そうね、順番よね」と言いながら、
すりこ木は手からなかなか離れていかないのでした。
味はお砂糖と少量の塩で整え、
ずんだ餡の完成です!
ではいよいよ!!
完成した白玉と餡の盛り付けです。
沢山できたずんだ餡をたっぷりと乗せました。
皆さん出来上がったずんだ餅を見て、
「いい色だね!」
「枝豆の香りがするね!!」
と食べる前からワクワク😍
お茶と一緒に美味しくいただきました😋
生の枝豆が販売されている今だからこそ、
渡邉さんの「次はいつやりましょうか?」
「明日もやろうよー」」
静岡にはない季節の味を
楽しんでいただけました。
暑さもますます厳しくなってきます。
熱中症にも気をつけながら、季節の行事を
皆さんと一緒に、楽しんでいきたいと思います。
いつもありがとうございます。
美穂の家・押切 石川